オジサンの介護術講座① 開講挨拶
笹川良一先生 ”孝養の像”
40年前、この像を見た時、学生の私は先生は偉い方だと思いました。
私も年と経験を重ね、昨日 お会いした時 色々なことを示していることに気付きました。
この講座は私の取材ノートから取り留めもない、しかし興味深い事柄を記載します。
「介護保険なおしてナンボ!」取材の際に何度か聞いた会話です。
妻 「貴方のお母さんなのだから、貴方が見てね、 実家の父を母だけでは見れなくなったので・・・」
夫 「(退職して)時間はあるが・・・?・・・?・・ 」
就職して 上司、先輩から「〇〇君、この仕事 君がみといてくれ」と言われ、
何とかこなして 仕事をして来たが・・・、そうして家族を養って来た、家庭では「仕事で忙しい」と言えば・・・放免されてきたが、
女房に急に「貴方のお母さん・・・、」言われると・・
確かに僕のお袋だが・・・・仕事が忙しくて息子のオムツを代えたことも無いのに・・お袋のオムツ交換ができるかな・・
お袋の何をどうしろと 言うのか???
まさか その場で、そのご主人に質問をしたことはありませんが、
ご主人皆さんの目が語ってくれました。
皆さん 孝養の像に負けない 「孝養の意志」はお持ちですが、しかし、
笹川良一先生の「養」の体力・財力は比べるまでもないかも・・ ・
対策は 新入社員当時と同じく「良き先輩にお指導を仰ぐ」または「専門知識の勉強をする」しかありません。
今から奥様の得意分野に手を出しても遅いと思うなら、ご主人の介護の得意分野を作りましょう。少しは見直されるかもしれません。
介護認定については、≪調査の受け方≫について①~⑩ですでに説明しています。ご参照下さい。
皆様からの記事の誤りの指摘・ご質問・知恵等がありましたら連絡をお願いします。
今日の講座は 魔法の呪文「貴方のお母さんなのだから、貴方が見てね!!!」
で固まった夫についてでした。